ブルーレイV.S HDDVD
つい最近までは市場も「はて、どっちが主導権を握るのだろう・・」と旗色を眺めていました
が、ここへきて急展開がありました
それは・・
映画会社はブルーレイ陣営、HDDVD陣営、両方の規格で製品を出す陣営に分かれていました
それぞれのディスクの利点の違いによる選択だったようですが
HDDVDは既存の施設でディスクの製作ができてコストが安い
今までのDVDとの共存もできるので、コンパーチブルディスク(DVDでもHDDVDでも見られる)が作成できる点
ブルーレイは発売当初は盤面が傷つきやすく管理が難しいといわれていました
その点は新しい技術でカバー
利点はHDDVDよりも容量が大きい点です
映像の圧縮率を高く設定できますし、音声は非圧縮のディスクも発売されています

主要大手の映画会社は両方からソフトを発売していましたが、2008年1月ワーナーがHDDVDからは撤退
ブルーレイ1本に絞ると発表をしました
理由としてDVDの発売高が振るわない今、新規格のディスクへの移行を促したいが
思ったほど普及していかないのは、「2つの規格が混在、ユーザーがどちらへ移行すれば良いか
判断ができなくなっているためだろう」としていました

世界的なシェアとしてはブルーレイが8割を占めているそうです
ことに、PS3と共に普及してきた日本ではもっと占有率が高いようです

このワーナーの発表を受けて、今までHDDVDでのみのソフトの発売をしていたユニバーサルもブルーレイに
移行するようです

で、市場の話になりますが
今、電気店ではHDDVDレコーダーの販売価格を2万円ほど下げて売り出しました
逆風を受けての苦肉の策といったところでしょうか
たしかに家庭で録画したハイビジョン番組をHDDVDに残す事は可能です
が、今後大々的な普及が見込まれないのでブランクディスクが需要と共に値下がりをするとは・・
映画のソフトも永続的に発売をされるとは・・
昔のVHS V.S. Bataみたいに消費者につけが回ってくるようでは困ります
残念ながら電気店ではこのような一連の流れは表示されていません
もし、この欄をごらんになられた方はブルーレイレコーダーを購入されることをお薦めいたします